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はじめに・・・

 
全国に分布するコナラ、クヌギは昔から家具や道具などの材料、
そして薪として利用されてきました。
身近な存在だった分、人々の暮らしと強く結びついていました。
また、気候がうまく合った時には、山で倒れたり伐採されたコナラ、クヌギから
自然に椎茸が発生していました。
その椎茸が、現在では昔ながらの自然栽培を基に、ずっと品質が高く、
発生量も多い方法で栽培されています。

自然に種菌が飛んでくるのを待っていたのを、手で種菌を植えつける事で
確実に発生するようになりました。
さらに種菌を植えつけた木(ホダ木)に散水したり、逆に雨を防いだり、
また、温めたビールハウスに取り込んで雪や寒風から守る、などの
手間をかけることで良いものがたくさん採れるようになってきています。
椎茸を「作っている」というより「育てている」といった感覚です。

安全で美味しい原木しいたけが育つには、きれいな空気と飲める谷水、
それに、大切に育てる気持があれば充分であると思っています。 
ですから、昔の自然栽培同様、肥料も薬も一切必要ありません。
熊野で育った原木栽培の椎茸、どうぞ安心してお召し上がり下さい。

ご存知ですか?


椎茸には2種類あるのです。
それは生えている「畑」の違いで分けられています。
ひとつは、現在流通している量の80パーセント強を占めている
菌床という椎茸です。
菌床椎茸は、畑となる母体が、広葉樹のオガ粉に肥料などの添加物を
加えたもので出来ていて、それに椎茸菌を植えて発生させたものです。
大型スーパーなどへの安定出荷に向くため、企業など大規模生産業者が
この栽培方法を取り入れています。

もうひとつは、私たちが育てている『原木椎茸』です。
昔から行われてきた方法で、クヌギやコナラの木(これを原木〜げんぼく〜
といいます)に、平均50個の穴をあけ、その穴に種菌を植えて
給水したり温めたり月日をかけて育てた椎茸です。
家族経営、小規模生産者が多いのですが、高齢化も進んでいて
年々生産者が減少しています。

私たちは、椎茸の本来の味、香り、歯ごたえを感じられるのは
原木椎茸だと確信し、こだわりを持って1985年から栽培しています。
もちろん、味と安心を、自信を持って提供し続けています。

しいたけのこと

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